部署
生産部
入社年
1997年
趣味
特定の趣味はなし
私は学生時代、化学を専攻していたこともあり、化学系の知識が活かせる職に就きたいと考えていました。先生の紹介で当社を知り、繊維用薬剤を製造しているところが京都らしいと思い、興味を惹かれました。
製紙薬剤の研究・開発を16年、営業/技術兼務を3年経て、現在は製造管理課に在籍して4年目です。製造管理では製品の生産スケジュールの組み立てや、製品の材料、充填容器などの在庫管理の業務を行っています。
当社は繊維や製紙、その他工業用の薬剤を製造しています。一般消費者向けではなく、その1〜2段階川上で使用される原料に当たります。そのためお客様もほとんどがメーカーであり、製品の開発設計段階から携われることが魅力です。当社の製品群は非常にニッチな分野で使用されることが多いのですが、これらがないとモノが出来上がらない、ということも少なくありません。
開発・営業時代は自身の開発分野や、担当するお客様の分野の知識がメインだったのですが、製造管理となると当社が扱う全製品に関してある程度の知識が必要になります。いろんな分野の製品を知ることができるのは勉強になります。 また、製品化のプロセスにおいて、各開発担当が実験室での試作品評価を経て、パイロット品を調製する際には必ず実機での試作を行います。実験室と実機では熱効率、攪拌効率、材料投入の操作など大きく違いますので、既に実機製造されている他製品を例に出して、これまでの経験から多少なりともアドバイスができると考えています。それらが少しでも役に立てれば、と思っています。
大げさな言い方かもしれませんが、「見えないところで世界を支える会社」だと思います。B to B企業の製品群はその名前で世の中に出ることは滅多にありませんが、お客様のモノづくりの設計段階から携わっているので、実は市場に出回っている製品のあんなところやこんなところに使われている、ということも少なくありません。その中でも当社でしか達成できないオンリーワンの性能をもった製品が多々あります。目には見えないが、なくてはならない製品たちだと思っています。