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“アルコックス®”のラインナップ

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アルコックスCP-Aシリーズは、アリルグリシジルエーテルとエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドのランダム共重合体であり、側鎖アリル基の反応性を利用した用途開発が期待されます。CP-Aシリーズは、自己架橋すると、あらゆる溶媒に不溶なポリマーとなるため、不溶性親水皮膜の形成や、他の化学物質と反応させることで、幅広い応用が可能です。一方、未架橋の状態では、他のアルコックスと同様に、あらゆる濃度で水に溶解する水溶性熱可塑性ポリマーとして使用できます。CP-Aシリーズの水溶液は、疎水性のアリル基の弱い相互作用により、同じ分子量のポリエチレンオキサイドよりも高い水溶液粘度になります。また、反発性や接着性のある樹脂物性を有するなど、アリル基の効果により、他のグレードとは大きく異なる物性を有します。

側鎖にアリル基を含有低分子量タイプ(分子量 約8万)複数の反応性基による架橋性を有し、不溶化やゲル化などの変成が可能。高い水溶液粘度(ポリエチレンオキサイド比)強い反発性や接着性のある樹脂物性 (ポリエチレンオキサイド比)

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アルコックス®CP-Aシリーズの性状

製品名 特徴 分子量 水溶液濃度 水溶液粘度
CP-A1H 架橋性 約10万 10wt% 100 〜  1,000mPa・s
外観 白色ないし微黄色粉体
粒径 1.7 mm以下
嵩密度 約0.2 g/cm3
融点 約50℃
多分散度(Mw/Mn) 約2.0